冬の食卓に大活躍の、

大根♪

大根

お鍋におでんに、煮物に、いろーんなところに役立って、ホクホクのアツアツで食べる大根は絶品ですね♪

 

大根でもっとも使い勝手がよく、色んな料理に活用されるのが

大根おろし

大根おろし

その名の通り、大根を擂るだけで出来る簡単なものですが、辛いのが苦手な人にとっては、

『大根の辛い部分ってどこだっけ・・・』

と考え悩むはず。

 

大根おろしを作っていざ食べようとなったときに辛くて、部位をちゃんと調べておかなかったことに後悔する人も少なくないんじゃないでしょうか?

 

ということで今回は、大根おろしを作る際の大根の辛い部分はどっちなのか?

大根おろしを甘くする方法はあるのかも調べていこうと思います♪

Sponsored Links

【大根おろし】辛いのはどっちの部分?

大根おろし

お料理が得意な人にとってはすでに知っていることかもしれませんが、大根は料理によって部位を使い分けることが大切です。

 

大根の上部は甘みがあり、下へ行くほど辛味が増します。

部分的にご説明していきましょう♪

 

葉に近い首の部分は甘みが強く、ややかためかので、大根おろしはもちろんですがサラダにも最適です。

辛味のないおろしやサラダは大根の上部にあったんですね♪

 

ちなみに、大根おろしにするとビタミンCが減少するので、酢を加えると良いと言われています。

女性にとって健康や美容に非常に重要な立ち位置のビタミンCですが、冬には風邪もはやりますので、女性だけに限らず男性、お子さんやご老人にとっても大事な部分です。

サプリに頼る前に、なるべく食材から摂っていきたいものですしね。

 

一方、やわらかめな大根の中央部分は、おでんやふろふきなどの煮物向きな部分です。

冬のごちそうには欠かせない部分ですね♪

 

さらに先端へ近づくと辛味が強くなるので、薬味に利用するのに良いでしょう。

Sponsored Links

大根おろしを甘くする方法はあるのか?

大根おろし

せっかく擂った大根がめちゃくちゃ辛かった・・・なんて時に、大根おろしを甘くする方法なんてあるのでしょうか?

「甘く」というよりも「辛味を抑える」と言ったほうが正解かもしれませんが、いくつか挙げていこうと思います。

擂りおろす方向を考える

大根おろし

大根の辛味が出る原因は、苦味成分であるイソチオシアネートが壊れるからです。

 

そのイソチオシアネートを壊さないようすりおろすには、

擂りおろす方向に気をつける

ことが肝心です。

 

大根を擂りおろす時、みなさんはいつもどうやってすっていますか?

たいてい、輪切りにした断面をおろし金にあてて擂っていることと思いますが、こうなるとイソチオシアネートの破壊が起こってしまい、どうしても辛味が出ます。

 

なので輪切りにした断面を当てるのではなく、皮側を当てて縦に擂りおろします。

繊維に沿って擂ることで、辛味成分の破壊も辛味そのものも軽減できます。

すりおろすスピードを考える

大根おろし

「早くご飯の支度をしなくちゃ!」と考えるあまり、「うぉりゃぁ~!」と勢いよく大根を擂りおろす方も、もしかしたらいらっしゃるのかも^^;

 

でも、あまりヤケになってガシガシ勢いよく大根を擂るのは、辛味の軽減という視点では完全アウトです(泣)

成分を破壊することで辛味が出てくるんですからね♪

 

先程の「擂りおろす方向を考える」でも述べましたが、繊維に沿って辛味の成分の破壊をできるだけ抑えることが大事です。

 

なので、擂りおろすスピードをなるべくゆっくりやってみるということに気をつけると良いでしょう。

おろし金の種類を考える

おろし金

辛味はおろし金の種類を変えることによって、軽減する事もできそうです。

 

おろし金には色んな種類の材質でできたものがありますね。

金属、アルミ、プラスチック、ステンレス、セラミックなどがあります。

 

各々、メリット・デメリットがありますが、セラミック製に関してはあまり目が鋭くないために、辛味成分を潰すような擂り方となってしまい、辛味が増してしまう恐れがあります。

 

材質それぞれに擂ったときの特徴は違いますから、「辛味を抑える」という点ではセラミックのおろし金という選択はナシにしたほうがいいかもしれません。

おろしてから食べるまでの時間を考える

大根おろし

実は大根おろしの辛味というのは、おろしてから5~7分がピークとも言われています。

 

おろして即効食べる・・・じゃなくて、食事時間の時間がだいたい予測できるのであれば、

おろしてから30分程度冷蔵庫に保存して

それから食べると、イソチオシアネートが揮発し、辛味もだいぶ軽減されるのです。

 

ただ、擂ってから1時間ほども経過してしまうと臭みがでてきてしまうので、食事時間と擂るタイミングは気をつけたほうが良いですね。

レンジでチンする

レンジでチン

辛味成分イソチオシアネートは熱に弱いもの。

 

先程、イソチオシアネートの辛味は5~7分がピークとお伝えしました。

6分あたりから減り続け、15分経過したあたりからは、最初の半分ほどまで落ち込みます。

 

ただ、かといってレンジでチンすることで、大根おろしは風味が変わりますから、30秒~1分くらい温めるのがいいでしょう。

あまり数字にとらわれず、様子を見ながらチンするのもいいかもしれませんね。

お酢・レモン汁を加える

レモン汁

意外ですが、酸味のある調味料を加えることで辛さを抑えることができます。

 

酸味のある調味料・・・といえばレモン汁やお酢が思い浮かぶでしょう♪

あ、あとポン酢なんかも良いですね♪

 

これも加えすぎて味や風味が変わってしまってもいけないので、数滴ずつ様子を見ながら加えていくと良いと思います。

 

まとめ

大根おろし

いかがでしたでしょうか?

大根の辛い部分はどこなのか?ということと、大根おろしの辛味を抑える(甘くする)方法をお伝えしてきました。

 

大根は葉のついた上の方は辛味がなく甘いんです。

そして下へ行くほど絡みが増すので、料理によって使い分けすると良いのです。

 

そして、大根おろしの時に絡みを出さないために、擂る方向やスピード、おろしてから食べるまでの時間、おろし金の材質や熱や調味料を加えることで辛味を抑えることができるということもわかりました。

 

今まで大根の辛味に悩んでいたけど、工夫次第で軽減できるんです。

これらのやり方でどれくらい風味に違いが出るのか、試してみるのも面白そうですね♪

Sponsored Links