私の職場は小さなクリニックですが、この時期「医療スタッフ全員やっておきなさい!」と院長から言われるのが、「インフルエンザ予防接種」です。実は今日、接種してきたんですよ♪基本的に注射は平気ですが、たまにやるとやっぱり緊張しますね~。
とうとう今年もやってきました、この季節が!(インフルエンザ=年末!)
医療事務員として働くまで、一度もインフルエンザ予防接種を受けたことがありませんでしたが、みなさんはどうでしょうか?毎年欠かさず打っていますか?それとも、かつての私と同じように全く打たないですか?私の場合、20代までは体が丈夫だったのか、接種経験がなかった時期でも派手に風邪をひくこともなく済んでいました。
今日はインフルエンザ予防接種についてお話していきましょう♪
インフルエンザ予防接種の効果とは?
効果と言っても、この季節性インフルエンザワクチンを接種したからと言って絶対に感染しないってわけじゃないんですよね。たまに患者さんに「去年打ったけど、かかっちゃったわぁ~」なんて方もいらっしゃいますが、そうです!なりますよ、接種しても!
・・・そういう私も今年の始め頃にA型にかかっちゃったんですよね~^^;
40℃の高熱と、ブルブルになるほどのさむ気に見舞われました。数日休まなければいけないし、同僚たちにはホント迷惑をかけてしまって・・・今思い出しても申し訳ない。
必ずしも感染しないというものでなくて、発症を抑えて、合併症などの重症化を防ぐという事なんですよね。
だから、接種後も風邪をひかないよう、注意が必要なんですよ。
接種後も油断しないで
●腫れや赤み
接種した後って、腕に赤くまん丸の腫れが出てきませんか?パンパンに硬く腫れて熱を持ったり、痛みや痒みをともなってきます。
毎年打っていても結構心配されている方もいらっしゃいますが、これはインフルエンザワクチンに対して体が反応して起こっているものです。つまりは、抗体が作られているということなので、あまり神経質になる必要はありません。
接種してすぐの時は腕の腫れのせいで、就寝中寝返りをする時に「イタタタ・・・」となったり、かゆみを感じて無意識にいつもの調子で掻いてしまい「イタタタ・・・」となったり(汗)最初は不便もしますが、3~4日ちょっとあれば元に戻っていくでしょう(^^)
ただ、もちろんまれな場合もあるかもしれません。腫れがなかなか治まらないとか、別の症状が現れた時は、迷わず受診して下さいね!
●予防のために
しつこいようですが、接種しても絶対にかからないということではありません。なので、外出時、帰宅後の予防もある程度は必要です。
人混みの多い場所は注意して、ペットボトルやマイボトルを携帯して、マメな水分補給。マスクの着用。帰宅後のうがいと手洗い。部屋の加湿。口内の唾液分泌のために飴をなめたり、ガムや歯ごたえのあるものをおやつ代わりに噛み噛みする。緑茶を飲む・・・など、自分で出来ることはやっておきましょう♪
接種したあとの注意点は?
●入浴について
入浴をするのは全く問題ありません。私の職場では、接種して2時間後くらいからお風呂に入っても良いと言われています。ただ、接種したところはこすらないように!
●接種後の過ごし方
学生のお子さんを持つ親御さんからよく質問がありますが、接種した当日は激しい運動をさけてもらいます。いつも通りの生活ならば基本的には大丈夫だと思います♪
ざっとですが、インフルエンザワクチン接種についてお話してきました。予防接種ときちんと自己管理することで防げるインフルエンザ。
日常生活では仕事などでみなさんお疲れの方も多いかと思います。そんな弱った体にすっと入ってくるのがウイルスです。こういう時期こそ、心身ともにいたわってあげてください。好きなものを食べて、暑いお風呂に浸かって、布団に入る。
睡眠時間もまともに取れないんだぞー!なんて人がいたら、余計なお世話でごめんなさい。でも「体を大事にする」、それしか方法はないですからね♪風邪を引かないように、寒い冬を乗り切りましょう!